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 浜名湖花博と常滑

 
連れ合いもだいぶ準備がうまくなり、昼食時には余裕の顔。イクスス号5度目のお出かけは、梅雨前の浜名湖花博。花博のすばらしさは実は2002年のオランダの花博とイタリアのトピアリーの研修旅行に参加させてもらったことに端を発し、本来なら人ごみは避けたい僕であっても興味が湧いてきたことによります。
6月4日19時30分、同行者Fファミリーの姉が仕事が終わったという連絡が入ったので、ガソリンを入れ迎えに行きます。
20時15分、小田原を出発。順調に東名高速を走ります。22時30分牧之原SAで休憩をとり、今晩のP泊地浜名湖の渚園の駐車場を目指します。浜松ICを降りると、意外に多くの車が・・・。えっ!みんな花博???なんて思いましたが、単なる思い違いで週末を思い思い楽しんでいる方のようです。左右に黒い湖水が見えるともう弁天島。と、ところが、この弁天島の駅の下を通ろうとすると『高さ制限3.4M』の文字。確かKINGの車高は3mのはず、しかし、ベンチレートカバーがついているから・・・と、連れ合いに降りてみてもらいながらおそるおそる通ると・・・はたして無事に通り抜けることが出来ました。
まったく持って心臓に悪い高架です(笑)。乗車のレディは、みなスマートですので(スリスリ)、車高を下げる役割は余り協力できなかったと思いますが、水タンクには60lの水が入っていましたのでたいじょうぶだったことでしょう。
夜釣りをしている少年たちの横をすり抜け、INN。一度入場したら時間に関係なく400円のようです。そして、ここはシャトルバスが来ないこともあって、まったく混雑とは縁のない駐車場のようです。
この日も100台は入るのでしょうか、広大なスペースにキャンピングカーが一台と、釣りの方なのでしょうか?乗用車が一台のみでした。
朝8時になるとそれでも多くの車が入っていました。コーヒーとゆで卵の簡単な朝食を取り、弁天島の駅裏の船乗り場に向かって歩きます。と、駅の直前の漁師さんのおかみさんと目があいました。すかさず『花博ですか?』と声が係ります。『ここからでも行けますか?』と問うと、OKとの事。でもまだ早いから、と待っている間に花博の会場の中の話をされます。予定より10分早く、オヤジさんが舟を出してくれました。両側に4人ずつ座ったら一杯になる大きさの舟には僕ら4人だけ、オヤジさんは、我が庭のような湖を爽快に飛ばします。約2km(?)の湖面の旅はあっという間に終わり、僕らはこの日一番乗りで会場に入りました。
しかし、入場券の購入のブースは9時にしか開かず、また9時30分にしか入場は出来ません。初夏の気候と人息でだいぶ暑くなってきました。
会場内は、3つのエリアに分かれています。僕らが着いた船着場は、「花の街」と「水の園」の間です。運河が中央を走っている「水の園」の右岸を歩きます。日本内の各行政区が競って作ったテーマガーデンが並びます。
そして続いて世界の各国が作ったその地域らしさをあしらった庭が並んでいます。
庭・花は、それだけでは感動を与えないような気がします。その地域の温度・文化・色・におい、さまざまな要因が大きく関与します。世界の各国の写真は、花そのものを撮るよりも、その周辺を感じてもらえるような写真を撮ったつもりです。
中国
バリ島(インドネシア)
タイランド
ケニア・チェニジュア
この辺でそろそろ暑さで歩くのがつらくなってきます。と、思ったらこの先で「緑の里」の端に到着です。時間もお昼直前と言うことで、ファーストフーズ店も長蛇の列。僕らもその列の後ろに並んで、定番の発泡容器のカレーとジュースの昼食。
レストランの後ろは、この博覧会の目玉の一つ「モネの庭」があります。名前のとおりクロードモネの名画を忠実(?)に再現した蓮の浮いた池と橋のある池のある庭です。隣接の建物には関連の展示もあるのでしょうけれど、1時間待ちのためにパス。
池も池で、上野動物園に始めてパンダが来た時のように立ち止まることも出来ずに一列にぞろぞろと歩くだけで、感慨に浸る暇もありませんでした。
雑踏の中、押し出されるようにモネの庭を後にして、僕らは「花の街」を目指します。
途中、近代風日本庭園が作庭されているのを横目にみながらの散策です。しかし、ここはやはり浜松、マツの産地です。樹形のいいマツと青石、竹で作られた見事な庭が続いていました。
昭和天皇記念館は、やはり人気でここも長蛇の列です。ここも時間の都合でパスです。植物学者として「雑草という名の草はない」の名言を残した氏の功績を見てみたいと思いましたが、残念です。
隣接は園芸文化館でした。ここは、比較的列が短かったので入ります。江戸から始まる庭木文化、そして盆栽。年老いた人の楽しみ、と思う人もいるかもしれませんが、高い技術力で作られた盆栽の文化は、年齢を問いません。驚嘆の一言、わずか数cmの鉢にどうしたらあのような大きな木の根が入っているのか?それにしても、美しい形の盆栽でした。残念なことにこの館は写真撮影はNG。後は東京にある高木盆栽美術館に行って、というところでしょうか。
「花の街」はイマジネーションを司る脳が喜びそうなエリアです。
漆塗りの植木鉢 植木鉢で作られた「白雪姫」
水のある庭園。鉄とそのさびをアレンジしたオブジェは、2002年のオランダで見て驚嘆した。
竹のオブジェは、造形の美と共に光と影の美しさもありました。ちなみに左のカップルは知人ではありません。
もちろん思わずシャッターを押した写真もあります。
何に合格?何で必勝?
「花みどり未来館」には、もう一つの目玉『青い薔薇』が見られます。期待はしないほうがいいかも・・・
私の会社の所属している『日本植木協会』も出展しています。
汗びっしょりになって気持ちが悪いので、ここは一つ温泉で・・・、と言うことでかんざんじ温泉鞠水亭へ。さっぱりしたところで夕食の箇所を探してF母娘とお別れです。母娘は、明日それぞれ用があるため豊橋から新幹線にて帰宅なのです。
車は美味しそうなお店を探しながら三ケ日を経由して豊橋に向かいます。
ところがこの大きな車が停められるお店がなかなか見つかりません。幾つかを過ぎ、天竜浜名湖鉄道の東都筑駅前でウナギを食し、薄暮の豊橋駅でバイバイ(^o^)丿です。
僕らは、これから知多半島の先端、豊浜港を目指します。安城・碧南を経由し知多半島を下ります。大きな半島のように思いましたが約1時間後には豊浜港に到着。『魚ひろば』の建物が見えたので、今日はこの浜の駐車場でP泊。お隣は夜釣りのお父さん、仕掛けを一生懸命作っています。ご挨拶をして僕らはお休みなさいです。
雨音が聞こえます。ンン・・・何時。まだ2時か、ということは・・・朝には・・・、なんて寝ぼけながら気にしていましたが、また直ぐにZZZ・・・
気がつくと8時でした。マッタリとのんびりと、海辺の朝を迎えました。外は雨です。
魚ひろばで地の魚を・・・と思いましたが、2人ではヴォリュームがありすぎてお刺身も食べられないと思い、なぜか川栄さんでイクラをGet。そしてシンワ堂でえびセンを買って常滑に向かいます。
常滑陶磁器会館に車を停めて、マップを貰って小雨むせぶ路地へ探索を開始します。
写真は、その街並み、街並みです。
約1時間30分、十分に路地探索を堪能し、半田にある新美南吉氏の博物館に向かいます。
知多半島には多くの狐がいたそうです。しかし、ジステンパーが発生して全滅に近いほど激減したそうです。そんな中、感性豊かな新美南吉氏は、『権狐』や『手袋を買いに』を書いたのでしょう。
優しい感性にふれて僕らは帰宅につきます。今回は下道を使って帰るつもりです。15時出発したものの、遅々として進まず19時50分、道の駅宇津ノ谷峠で夕食を食べ、静岡から高速に。
23時、687.3Kmの遠遠海・知多の旅は終了しました。