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駿河はやっぱり富士の国

富士の嶺のいや遠長き山路をも妹がりとへばけによばず来ぬ(万葉3356

 はい東歌の通り、富士山の裾野はどこまでも広く広がっています。そして詠み人が恋しい人のためならばそんな遠いことなんて気にもならずに通えたように、僕らもおいしいイチゴのためならば裾野が広く遠かろうが頑張って走れちゃうものです(笑)
 2月4日予定通り7時に自宅を出発、まだ頭は半分寝ているような感じで一路西へ。快晴の元、富士山を見ながらの快適ドライブです。途中足柄SAで朝食Time。外の寒風とコーヒーでやっとすっきり。目指すは清水IC

 駿河湾の紺碧の海が見えればもう両側には『イチゴ狩り』ののぼりがはためいていて、否が応でも気分が高鳴ります。今回お世話になるヤマロクさんは山の中腹に目立つオレンジのかわいい建物があるんです。大きな駐車場も完備しているので、僕らのようなモーターホームでも何の問題もなく駐車できます。10時から営業開始とのことですが、僕らが到着した9時40分にはもう既に多くの車が駐車していました。
早速受け付けに行きハウスに案内してもらいます。急坂を登り暖かいハウスに入ると赤いイチゴがたわわに実っています。早速みんなもぎ取り始めます。日本平の石垣イチゴは急斜面に段々畑で作ってあるので、しゃがまなくても食べられます。この形状のいい点は、しゃがまないためにおなかを圧迫することなく食べれることです。齢(よわい)46年、四捨五入すれば50の大台に乗ろうかと言う中年太りの僕にしてみれば、なんとも嬉しい形態です。
(・・・って言うか、運動して腹部の贅肉どうにかしろよな >自分)

大きくて甘いイチゴ、たちまち蔕(へた)入れは山のように・・・。ここは、1フレームハウスに1グループ、つまりは僕ら以外は誰も来ないのですからゆっくり食べればいいのでしょうが、悲しいかな、どうも食い意地が張った一団、黙々と、いやガツガツと食べてしまいます。悲しい性です(爆)
10時30分・・・まだ食べ始めてから30分も経っていませんが、ハウスの中から赤い実がなくなりました。みんな満足です。ニコニコ顔で受付に行けば、『もう帰ってきたんですか?』と驚きの表情です。「ええ、もう赤い実がなくなりましたから(笑)」と冗談交じりに応えれば、『ほかのハウスご用意しましょうか?』と真顔で心配してくれました。「いえいえ、それには及びません。おなかも一杯になりましたから」とお断りして料金をお支払いしました。『11500円です』といわれ気にも留めずに支払いましたが、あれKファミリーのちゃんはまだ2歳なんですが・・・。でも、なまじの3歳以上のお子さんより食べたからまぁいいでしょう(爆)
このあと清水港から土肥港までフェリーで横断する予定です。清水港までは約10分。船着場に到着すれば僕らの車が2台目です。週末なのに人気ないの?と思わず心配。目の前にはテクノスーパーライナー『希望』が停泊しています。日本の船舶としては驚異の速さ90km/hですが、なかなか採算ベースがあわなく、2005年9月で運行を取りやめ、現在身売り先を探しているそうです。僕らはその近未来船の姿を横目に時速30km/hの富士の乗船しました。乗船時には、多くの車が列を成していました。こちらの航路はまだまだ人気のようです。人事ながらよかったです(笑)
Uちゃんは乗船前は「船に乗るぅ〜」とはしゃいでいましたが、思った以上大きな船と巨大エンジンの音と振動に思いっきり固まっていました。
約1時間の船旅、僕らは少し贅沢にOCEAN ROOM(特別室)に・・・。リクライニングシートと優雅な気持ちでいざ出発。
田子の浦ゆうちでてみれば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける(山部赤人
と詠われた沼津・富士沖を大型フェリーは静かに進みます。みんな富士山をバックに写真を撮っています。
途中同線の上り航路便とすれ違い、13:05、無事に土肥港に入港。車の大きさから一番最初に下船。たいした事ではなくてもなんとなく嬉しく感じるのはお子ちゃまだからか・・・(笑)
 細いワイディングを通り、恋人岬前のレストランで昼食。先ほどまでの好天が一転伊豆半島についてからは曇天に、しかも雪が・・・えっ!!雪?!この時は天城山系から風に乗った雪が舞い降りていると思っていました。
  車は、相変わらずのワイディングを走り、松崎の町へ。Yと言う大型スーパーで若干の食材を買い足して、雲見へと。雲見くじら館を過ぎマーガレットラインを過ぎると、道路の右にくじらのイラストの入った看板。その裏の細い分岐道の両側には民宿が立ち並び、その間をすり抜けます。農道をあえぐように登っていくと、道路の右側にまず雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場が見えます。大改造したこのキャンプ場は使い勝手は良くなったかもしれませんが、以前持っていた素朴な美しさは消えてしまったようで残念です。そこからさらに急坂を登ります。何度のカーブを曲がり行き着いたところが今回お世話になる雲見オートキャンプ場です。
 山の斜面にへばりつくような細長いキャンプ場はいくつかのサイトと名物の露天風呂。そしてキャンプ場の1/3辺り過ぎたところに受付があります。早速受け付けに。気立ての優しい奥さんが対応。本日は僕らだけと言うことで、風呂はファミリー風呂と言うことで富士山がまだきれいに見える17:00−18:30使用できるようにしてくれています。
 朝取りの大きな椎茸を山盛りもらって、さっそくお借りした「ログケビンbW」に。場所が不足したら隣のサイトも使用してもいいですよ、と仰ってくれましたが、大きな駐車スペースがあり問題なく使用できました。炊事場もトイレもきれいに管理されていてGoodです。女性陣は便座が暖かかったことにほっとしていたようです。そんな些細なことかもしれませんが、心遣いが嬉しいです。
さっそく、今日の夕食の準備。献立はパンとポトフ、そして焼肉です。DO用の焚き火台の火がとても暖かく必然的にその周辺に人の輪ができます。気温が低く、イーストの発酵も儘ならずふくらみは悪く心配だったのですが、出来上がりは悪くありませんでした。底が少しこげたのはご愛嬌ですが・・・。
 夕日は海に美しく沈み、と同時に寒さが厳しくなってきます。でもケビンの中はエアコンで寒さ知らずです。軟弱キャンパーは、ある程度の文明がないと生きていけません(笑)大自然の脅威が暖かい南伊豆を襲っていることを知ってか知らずか至福の時を過ごします。

 

 朝起きれば周囲は真っ白。大地は夜のうちに薄化粧しています。うわぁ〜、天城山中は積雪はないだろうか?路面凍結していないだろうか?・・・でも心配してもどうにもならない、と腹をきめます。まったりと時を過ごし、10時にチェックアウト。オーナーさんのお見送りを受け、一路沼津を目指すことにします。沼津まで行けば、東名、246号線、1号線といずれかは通行できると目論めます。そう、何よりも心配は天候のこと。同行のF母娘は、今年2度の海外旅行をし、2度とも雪の被害に遭っているのですから・・・。恐るべし、雪女(笑)、あなどれません。
 沼津といえば美味しいお昼を食べること。頭の中は既に魚・さかな・サカナ・肴・・・。肴とくれば美味しいビール、同乗者は口には出さないものも、顔の表情にありありです。
 途中洋ランセンター内に作られた道の駅「伊豆のへそ」に寄りました。伊豆の紹介コーナーは、TVドラマのロケ現場のセットなど飾られていましたが、それ以外は洋ランセンターに依存している施設のようです。昨晩からの寒さはどこへやら・・・春のようなうららかなドライブ・・・後ろからかすかな寝息が聞こえてきます。運転手も天気の心配ははるか彼方に飛んでしまっています。
 ひた走り、沼津には14時前に到着。が、お昼を大きく廻っている時間とは思えず、有名どころの食堂は行列。丸天さんや魚河がし鮨さんは約1時間待ち。双葉寿司さんは14時から16時まではお休み時間ということで、武田丸さんと言う新たなお店を開拓。金目の煮付けは、関東の港料理らしかなぬ上品な薄味。桜海老の炊き込みご飯や茶碗蒸しなどがついた定食で1680円。思った以上にヴォリュームがありました。


 おなかが一杯になったもののまだ日は高いので、再度修善寺までお風呂に入りに行こうということになりました。
 百笑の湯・・・ここは、時之栖(御殿場の地ビール)が運営している修善寺の日帰り温泉。最近多い1日楽しめるような温泉アミューズメント。立ち寄り券(50分)900円、1日券2000円と夕方に到着した僕らは判断の迷うところですが、そこはのんびりお風呂大好き集団、時間には追われたくないとの希望者が続出し、1日券をGet。ちなみにいくつかのチェーン店のカードを提示すると割引があります。我が家はセゾンカード所持者がいたので1割引でした。
 カードと引き換えに、仁平とバスタオルが入ったバックをもらいいざ浴場へ。内風呂は熱い湯、ぬるい湯、ハーブ湯、死海の湯など、そして露天も草津の湯と普通の澄んだ温泉、サウナとミストサウナと豊富にあります。まず1時間30分以上ゆっくりと入り、女性陣と待ち合わせの2Fの休憩室へ。しかし待てど暮らせど出てこない・・・。無料のマッサージをして、レストランでビールを飲んでいるうちにやっと出会えました。どうも2度入ったとの事。
 僕らも酔いを醒ますために再度ミストサウナへ。低温多湿のサウナの中でゆっくりと30分ほど寝てしまったようですが、起きればすっかり酔いも抜けています。
さぁ、20時30分。そろそろ帰りましょう。修善寺道路・伊豆中央道を経由し、箱根越えをして22時到着。
走行距離306kmのキャラバンでした。
 美味しいものも、きれいな景色も、ゆったりした温泉も堪能でき、心も体もリフレッシュ。雲見オートキャンプ場は優しく穏やかに僕らを迎えてくれました。過剰なサービスはなくても、リラックスできる環境でした。温泉もゆっくりと1日いればリーズナブルです。さぁ、今週もまた一生懸命BESTをつくしましょう。そして疲れたらまたフラっと遊びに行きたいと思います。


なお、このSiteの写真はビデオ撮影したもののキャプチャーを使用しています。
画像が不鮮明ですがご了承ください。