Blog風玉川湯治記
5月2日22時29分
【やっと】
小田原厚木線・東名高速は割かし順調だったものの、首都高速は大渋滞!
小田原から3時間半、やっと蓮田SAに到着。もう夜の10時半だよ(T_T)
これから夕食を食べます。どこまで行ってP泊しようかな・・・。この分じゃあ然程(さほど)行けないから、それなら思い切って徹夜で走って角館まで行っちゃおうかな・・・。

5月3日 1時43分
【撃沈】
安達太良SAに到着。
実はこの2つくらい前から、だいぶ眠くなってどこかでP泊しようとSAの看板を見つけては立ち寄ったんだけれど、どこも駐車スペースないんだよね。
そんな時は、なんだかいつも以上に無性に眠たい・・・(T_T)
やっとの思いで安達太良SAに到着。
入り口付近に所沢ナンバーのアウトドアジュニアが泊まっている・・・。その横は・・・案外狭い。ぎりぎりで入れた・・・けれど、ジュニアのオーナー夫人さんリアエントランスのドア開けにくそう! ごめんなさい、もう次のSA行く気力ありません。泊めらせてください。

5月3日 9時51分
【長蛇の列】
何度もの短い渋滞箇所を乗り越えましたが、ここ仙台泉区を中心にかなり長い渋滞。
トイレタイムで、三本木PAに到着。
でも女性トイレは、延々と歩道までの長蛇の列。失礼ながら一枚パチリ!

5月3日13時32分
【赤松茶屋】
松尾八幡平インターを下り、右折(八幡平方面)してすぐのところにある赤松茶屋で昼食。蕎麦定食800円なりを食べて満足。
ここは、お味もさるものながら、店構えや店内が素敵。大人3人抱えもあろうかという栗の木の太い柱が10本。梁も曲がった模様木の板を使用しています。
トイレも男性用は一人ひとりの間に間仕切りがあるんですが、それも立派な一枚板。

5月3日15時46分
【八幡平と大沼】
雪壁の八幡平を喘ぐように上り頂上の見返り峠でトイレ休憩。そして、御所掛け温泉を経由して大沼までいくと、大沼はほとんど凍りその上に雪が積もって秋とは別の顔を見せてくれました。
湿原地帯はちょうどクロスカントリースキー部の合同合宿なのでしょうか? 3校の生徒が練習をしていました。熊のジュンちゃんは元気にしていました。

5月4日 8時43分
【夜間通行止め】
国道341号線「澄川〜長者の門」間、特に大庭湿原周辺の大雪・凍結により夜間通行禁止になっているそうです。
例年玉川温泉自然散策路用の県営の駐車場に車を止めさせて頂き、岩盤浴や玉川温泉の日帰り入浴をするものとしては、その8時30分の開門時に同様の車が並ぶ行列の一台になるために、駐車場には遅くとも7時には着きたいところですが、このゲートの開門が8時じゃあしょうがありません。みなと同様に並びます。
8時開門と同時にほとんどの車は玉川の駐車場を目指しますが、なんせ5-10%の上り勾配の道。どんどん後からの車に追い抜かれています。
あいつら絶対僕らより遅くまで寝ていたのに・・・、そんな憤りがふつふつと沸きます(爆)
が、なんせ我がイクスス号は3t以上の総重量なのに、2lガソリンエンジンという非力さ。所詮勝負になりません。でも、とりあえずは駐車場のスペースをGet!!

5月4日18時41分
【日替わり定食】
例年アスピアに宿泊しても、隣接サイトにキャンパーがいることはまずありませんでした。
ところが今年は、初日はヘステア+ワンボックスでこられた複数ご家族のご一行さん。
2日目は、ジェイコにゴールデンレドリバー2頭と種類不知1頭を連れた若いカップルさん
毎日違うモーターホームに出会えましたが、さすがに5日の夜以降は皆無・・・。
そりゃーそうだよね。100サイトもあるような大きなキャンプ場が連日満員になるような
のはそう度々じゃあないよね。
でも、新しいオーナーさん張り切ってがんばられています。

5月5日15時16分
【キャンディーズぢゃあないけれど・・・】
♪雪が溶けて川になって流れて行きます♪
の通り、この時期の熊沢川は怖いくらいの水量です。
例年341号線とこの川の間の土手には、きれいな花が僕らドライバーの目を楽しませてくれるのですが、今年は春が遅いせいか、まだ土のままでした。残念。

5月6日5時48分
【自然の恵み】
雪どけになると、春を待って、蕗の薹や土筆が出てきます。
連れ合いは早速、キャンプ場と山の境から大量のそれらを採ってきました。
蕗の薹は天ぷらに、土筆はバター醤油でいためて食させていただきました。
まいうぅ〜、感謝です。

5月7日10時20分
【悲しい知らせ】
花輪教会にでの礼拝に集いました。
大坂牧師は突然の僕らの出席をいつものように温かく迎えてくれましたが、
花輪教会は信徒数減により、大館教会に吸収合併される道を教会総会で選ばれたとお話されました。
高齢の方が多い地方の教会において、教会がなくなり、より遠くの教会に出向かなければならないこと、特に秋田県の山間部のように豪雪地帯で季節の何分の一かはそれ自身が不可能に近い事象であることから、教会がなくなることはとてもさびしいことだと思います。
また、合併の理由のひとつに、中心になって教会を支えられたS姉が昨年6月に急逝されたとのことに絶句。礼拝中も心が騒いでしまっていました。姉は、昔小田原の病院に勤められたとのこともあり、年に1,2度の僕らを大坂牧師と共に暖かく招き入れてくださった方です。
あわせてショックでした。
しかしすべては神様の御心、きっと神様の何らかのご意思なのでしょう。でも、神様、出来れば残された弱い僕たちのつぶれそうな心をお救い下さい。ねんごろな慰めが、教会とSさんご家族の上にありますように・・・。

5月7日14時39分
【日本犬保存会】
礼拝に出席の間車を止めさせてもらっていた道の駅・かづのの第二駐車場では、日本犬保存会主催の柴犬のコンテストが開催されており、(車のナンバーから推測すると)東北各県からご自慢のワンコを連れた人で一杯。
この犬たちがまた可愛い!!
しばらく見学。

5月7日15時03分
【修復可能】
毎年この道の駅・かづのに行くと買い求めるものがあります。それは秋田木楽舎さんの組木。
ただ、最初に購入した雛人形の内裏雛とお雛様の両横のぼんぼりが、過日の地震で落ちた際に破損。
今日、新たな土偶とカエルを購入しながらその旨を話したら、そのまま郵送してくれたら、分からないように修復しますよ、とのお答え。
連れ合いの喜び様は言うまでもありません。
次回玉川温泉に行く前に郵送し、帰りがけに直接頂く予定です。これで、秋も玉川に行かなければならないことになりました。

5月7日16時00分
【AK−MLの仲間】
朝道の駅・かづのに到着したときに、尾張小牧ナンバーのKINGを発見したものの、ドライバーさんを発見できずにご挨拶をしないで、そのまま礼拝に行ってしまいましたが、ワンコを見た後お土産物屋さんに行った連れ合いから連絡。
KINGが上の駐車場に止まっているよ! 果たして行ってみれば、同じAK−MLのメンバーさんであるKANBOUさん。
昨年秋の玉川の際にも会えたらいいですね、とお話したのですが、タイミングが合わず合えなかったものの今回は、不思議と偶然会えました。
長身二枚目のご主人と、これまたスレンダーな秋田美人の奥様の二人連れ。
東北のメンバーさんが少ないので、こうしてG社の車に合えるととてもうれしいと語ってられました。
いつか近々、福島あたりで東北のメンバーさんと一緒にオフ会しましょうね。

5月7日17時29分
【不可思議な341】
鹿角の中心地である花輪からキャンプ場のある同じく鹿角市の切留平に行くには国道341号線を走ります。
が、この341号線不思議な道路なんです。
太くて走り易いところは40Km/hの制限で、農道のような所になると50Km/hになるんです。
別に太い部分でも周囲に民家があるわけではないし、50kmのところは、お年よりさんが野良仕事しているから飛ばしたら危ないのに・・・。
この理由ご存知の方いますか?

5月8日15時43分
【新しい料理】
昨日教会でバッケ味噌の作り方を伝授された連れ合いは早速朝早く蕗の薹を採りに山間に・・・。
蕗の薹を刻んで、味噌と一緒にみりんで味付けしながらいためて出来上がり・・・。
もちろん最初の年にガン仲間のKANONさんから教えてもらった『とんぶり』も常食。我が家はシーチキンと和えるのがベストマッチ。

5月9日8時24分
【春のめざめ】
春の直前の色は、木肌と新芽の色。それは決して緑とか黄色とかじゃあないってことを、秋田では実感させられます。
雪の白に芽吹く直前の木のくすんだ赤茶色がなんとも言えずうれしい気にさせてくれます。
天気は最高。岩盤欲日和です。

5月9日8時41分
【雪崩】
山の斜面に雪がへばりっついて、それが春の陽気や温かい雨にあえば落ちることは頭の中では理解できても、実際それは体験したり、寸前に落ちた後を見れば怖さは増します。
直撃食らわなくてよかったです。

5月××日××時××分
【あんびりーばぶる!!】
余りに非常識なので書きましたが、その文字さえ下品なので反転しておきます。
年のころなら60才前後、がんばった甲斐あって社会的に地位のあるポストでそろそろ会社を定年しようか、既にしたばかり、といった風防の御仁。
風呂際でのぼせないようにいすに腰掛けたと思ったら、突然放尿。
考えられます??? 目が点ですよ・・・。

十分社会常識を身につけておらず、トイレが我慢できない子どもなら、まだ我慢もしましょう。しかしそれが大人ですよ。
最悪なものを見てしまいました。

5月××日××時××分
【湯治宿総評】
国立公園内という地の利で、初めてこの湯がいいと切り開いた玉川温泉。
そして同社が手狭の湯治宿から離れたところに作った新玉川温泉。
そんなところに東京の大手資本が参入した通称ぶな玉(ぶなの森玉川温泉・そよ風)。
大手資本がそれに物を言わせての参入はいやと、玉川温泉を中心に湯治を始めたものの、ぶな玉の従業員の活気と清潔感にいつしかぶな玉に行く率が高くなったのは否めません。
ところが、今回少し気になったのは、ぶな玉の従業員教育に他社二社が並んだような感じを受けたことと、何よりも命であるお風呂のそこのぬめり(すべるので危険)はぶな玉が一番あったような感じを受けました。
玉川温泉が、普通の温泉宿ではなく、過剰な施設を要求しない分だけ、安くてそして心安らげる宿を望むとしたら、ぶな玉は再度初心に帰りその部分を徹底して欲しいですね。
トイレや脱衣所の清潔感はまだトップなんですから・・・。

5月10日13時58分
【コーヒーぜんざい】
食通だろうと誰もが想像できるBlog、その名も『通風日記』って、やばいヂャン。
そのグルメの御仁を『おいすぃー(岡村風)』とうならせた“コーヒーぜんざい”
角館にあるそれは、ちょっと食べに行こうとはいえない場所なので、いつか玉川の行き帰りにと狙っていました。
さっそく食べてみれば『おいすぃー』(爆)
ミスマッチに見えるこの食材、是非一度試してみてください。
そして一緒に言いましょう『おいすぃー』

5月10日14時05分
【昼食】
そんな(後藤福進堂さん)のご主人に『お勧めの昼食』を聞いてみました。
角館の類似業者を紹介しろというのは酷ですが、それでも教えてくれたのが蕎麦屋「菊蔵」
駅そばですから武家屋敷からは少し距離がありますが、勇んで出かけてみました。
と、ところが・・・



9日、10日は連休しますの文字。途方にくれる僕ら・・・
それでも角館は観光地です、良さげなお店が並んでいます。
その中の一軒、『まん馬や』で昼食。
味もさる物ながら、そのボリュームは大食いの僕でも満足。
店の雰囲気もよく、ちょっとした気遣いもしてくれるお店です。こちらも是非どうぞ!
(写真は日替わり定食)

5月10日14時42分
【新緑の角館】
みちのくの小京都、角館。これは京都から3本の枝垂桜を持ってきて植えた所からそう言われる様になったと言いますが、桜だけではなくさまざまな樹木を大切に保存され、そしてその木一本一本が黒塀にマッチしています。
自分のふるさとを興してくれた先人たちへの感謝が、こうしていい町並みを作ろうという気持ちにさせたのでしょうね。
誇りと敬意が、ステキな観光都市を産んでいるような気がします。

5月2日22時29分
【街の中には・・・】
街を歩くといろんなものが僕に歴史を語りかけてくれます。
それは古民家(武家屋敷)の前にある石でできた馬つなぎの石とか大きな灯篭とか苔むした屋根とか・・・
これらは何を見てきたんだろう・・・。

5月2日22時29分
【こんな一面】
街の中にはおよそ似つかわしくないと眉をひそめる観光客もいるかもしれませんが、こうした生活の息吹があるのも僕はホッと出来てうれしいんです。
きっと肩肘張った生活を強いられるかもしれない、厳格な『小京都』。でも子どもにはそんなこと関係なくこんなビニールの玩具がうれしくって、そしておしゃれでもなんでもない、ただ一日の終わりに安らぎを与えてくれる女将の叱咤の裏に隠された優しさに苦笑しながら飲める店があるから、ステキな町があるんでしょう。

5月2日22時29分
【買っちゃった!】
秋田自動車道に乗る直前の道の駅。
ドンパン節の発祥の地という米どころの道の駅に彼女は『ポン豆』あるかなぁ?といって入っていきました。
そして手にして帰ってきたのは、蔓で編んだ買い物バック(ウン千円なり)でした。
彼女の顔は、クリスマスがあけた日にちょうど欲しかったプレゼントをもらった子どものようにいつまでも『エヘへ』と笑みがやむことはありませんでした。
きっと免疫力は玉川の温泉よりも岩盤浴よりも上がったものと思われます。

5月2日22時29分
【錦秋湖】
風を遮る物が少ない秋田自動車道は、イクスス号のような車高が高く、おまけに(中で立ち居地で生活がしやすいように)重心が高い車には苦手な道路です。
が、中にはこんなステキなSAもあります。
お風呂もあります。
また、唯一のガソリンスタンドがあるSAですが、夜間はクローズです。