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混んどるは飛んでいく?
判官びいき・・・、日本人はとかく悲劇のヒーローを生き延びさせたがる。
が、そこには史実がそうであるような「裏付け」が必要であって、さまざまな裏づけを用意して、その人を生き延びさせる。
源義経=ジンギス・ハン 説、「花のような秀頼様を 鬼のような真田が連れて 退きも退きたる鹿児島へ」と歌われた真田幸村、そして天海となって江戸を支配したと言われる明智光秀。
真偽や難しい話はこっちにおいておいて、ロマンある話として、そんな見方をしながらの旅もまたよし、と秋深まる日光に行ってまいりました。
日光までは凡そ250kmと、日頃秋田県玉川温泉に通っている(?)我が家にしてみれば距離を感じない(笑)ので、3日仕事を終え、夕食を自宅で取ってからの出発。
それでもいろは坂は通常15分のところ、片道3時間、と関東一の紅葉の見所。夜間の間に一番近くのSAまで行こうと出発。
東名-首都高-東北道を通り、宇都宮JCTを経由して日光口SAに。・・・なお、宇都宮JCTから出発している宇都宮日光道路は、JH管轄ではなく、栃木県が管理している国道119号線と国道120号線の有料バイパスのことなので、ETCが着いていても使用が出来ません。事前に小銭を用意しておくと、僕のようにあせらなくても済みます(笑)。ちなみに、119号線部分は300円、120号線部分は150円です。
日光口SAは奥まった何もないさびしいSAでしたが、さすがは紅葉シーズン10台ほどの車が夜を明かそうと停車中。僕らもそれに習ってP泊。明日は7時出発の予定です。
明るくなると、既に車が日光方面にどんどん走っていっています。遅れてはならぬと(まだ、然程焦ってはいなかったんですが)僕らも高速に。
しかし7時では遅かった・・・。清滝の出口前1kmあたりから渋滞でした(-_-;)
ノロノロノロと走って明智平に。ところが駐車場が満車。約100mを40分かけて、やっと入庫。これがまた場所が選べないので、あの大きな図体を入れるのに四苦八苦。

さて、この明智平。件の説からいえば、なぜ「明智」平なのかと・・・。この命名者は天海とも言われているそうですが、「明智」の説はご推測の通りなのかもしれません。まぁ、急に視界が開けた「明け地」からという説もありますが・・・。
ぼくらは、この日光でも一二を争う景勝地、明地平の展望台へと向かいます。
しかし、駐車場が一杯と言うことは・・・。
そういったって・・・
前も後ろも長蛇の列ですよ・・・。
でもね、待っている間もきれいな景色が胸を躍らせるんです。

紅葉は少し遅いんですが、天気はいいし、陽気はいいし、最高です。
そしてロープウェイで約4分(往復で730円)でこの景色。

真正面に華厳の滝と中禅寺湖。もし僕が命名者ならやっぱりTake平と名づけたかも(爆)
惜しいかな、この展望台。わずかのスペースでこれを見るだけです。もう少し遊歩道があったりすればもっと嬉しいんですけれど・・・。
小一時間かけて入った駐車所とロープウェイは、わずか数分この景色を見ただけでTheEND。
僕らはいろは坂の下り車線を登っていきます。両側には、いろは紅葉がその言葉通り、徐々に色を変えていきます。真っ赤(朱)のものからまだ青(緑)のものまで、まさに「人生いろいろ、紅葉もいろいろ」と言ったところでしょう。
しかし、この道も渋滞渋滞・・・。そんなわけで中禅寺湖や戦場ヶ原は諦めて、東照宮に向かいます。この20kmに1時間40分かかり、結局東照宮に到着したのは丁度お昼。
日光の名産品「湯波(京都は湯葉ですが、日光は湯波なんだそうです)」を食べようと、ゆば遊膳さんに。
もちろんここでも「渋滞中」(笑)。40分ほどの待ち、です。
まずは、前菜と食前酒。

豆腐の豆乳掛けが出ました。豆腐には塩が振ってあり、豆乳のほのかな甘さとマッチしています。

引き続き、本膳です。

ここまで全ては湯波(豆腐)料理でしたが、なぜか一品肉料理が・・・。僕らがよっぽど腹をすかしていたように見えたのでしょうか?

そして最後にデザート。豆乳のプリンです。固めのプリンと言った感じですが、カラメルのほろ苦さがマッチしておいしかったです。

量は男性の僕でも満足で切る量です。女性には少し多いくらいです。でも高たんぱく低脂肪ですから、お気にすることなく全部召し上がってくださいな(笑)
早々、食事の詳細は、「ゆば遊膳」をキーワードにあちこちのBlogをお尋ねください。僕以外でも多くの方が、料理が出るたびにディジカメをパシャ!っと撮っていましたから・・・(笑)
国道120号線沿いの駐車場は一杯なので、どこか多少遠くてもいいから空いていそうな駐車場を紹介してくれと頼むと、以外にも近くに穴場があるとのこと。神橋を左折(直進)して、坂を登ったところを左折して行くと東照宮の駐車場があるとのこと。[h]ttp://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E139.36.17.735N36.45.13.037&ZM 
さっそくお教えに従い行きますが、もうその道すら渋滞。急勾配なのでAT車なんですが、発進時は少し後ろにズリます^^;
サイドをかけたり外したりしながらやっとの思いで駐車場の入り口へ。でもラッキーなことに一番奥の幅の広いところに通してくれたので、隣を気にすることなく停車。
東照宮散策に出向きます。目的はこれ・・・。桔梗の紋、です。

かごめかごめ
カゴの中の鳥は
いついつでやる
夜明けの晩に
鶴と亀がすべった
うしろの正面だーれ

日光東照宮・久能山・福井明智神社・江戸・岐阜県明智(明智一族の出身地)・佐渡金山(?)をむすぶと、いわゆるダビデの紋章と同じ形の「カゴメ」の形になります。
かごの中の鳥はとき(土岐)がなまったもの?
鶴と亀は家康のお墓の前に飾ってあります。すべるとは滑るのではなく、統べるです。
じゃあ後ろの正面って・・・? と、日光東照宮-岐阜県明智を同じ程度の距離を伸ばしたところを探ると、そこには岸和田市があります。この地にある本徳寺には、唯一現存している明智光秀の肖像画と位牌が祀ってあるそうです。その位牌にはこのお寺は明智光秀が開祖したもので、その年は「当寺開基慶長四巳亥」1599年となっているそうです。本能寺の変から17年経ってからです。
この日光東照宮は、表から見ると葵の紋なのですが、軒下を見上げると裏には桔梗の紋が数多く見られるとのこと。もちろんこの桔梗の紋は明智光秀の紋。

この像は、かの有名な陽明門の左右にいる像です。膝に注目!!これは葵の紋ではないですぞ!!やったぁ、発見!
陽明門のようなところにあるとは思いませんでした。
そうそう、忘れてはいけないのが春日の局。3代将軍の乳母として、徳川の行く末を決めたと言っても過言ではないほどの存在です。彼女は明智光秀の重臣の娘。そのため、本能寺の変で父親は斬首、自らも流転の人生を送ります。稲葉正成の後妻になったとしても、徳川政権とのパイプが太いわけではないのですが、あれよあれよと言う間に天下人の乳母ですから・・・。何があったんでしょうか・・・。
まぁ、そんなミステリアスな部分だけではなく、東照宮自身も楽しみましょう。

はい、見猿、言わ猿、聞か猿、です。

眠り猫、です。
ちなみに、鳴き竜などは写真撮影禁止でした。ところで、何でこんな猿君や猫ちゃんが有名なんでしょうか?その周辺には、もっとすばらしい彫刻が一杯あるんですけれど・・・。
それにしても陽明門はやっぱり美しかったです。
薄暗くなってきましたので、名残惜しくも車に向かいます。少し歩き疲れました。車内で熱いココアを飲みます。窓からは、日光の秋の借景が楽しめます。

一息ついでさぁ、出発、と車を出そうと思ったのですが、駐車場の外の道路が大渋滞。駐車場内の車も出口に向けて押し合い圧し合いの状態です。結局駐車場でエンジンをかけてから駐車料金を払うまで40分。恐るべし、日光の大渋滞です。
とにわかに雲行きが怪しくなったとたん、バケツをひっくり返したような雨。間一髪(と言っても10分ほど経っていますが)でセーフでしたが、余りの激しさに看板を見落とし「やしおの湯」方面に入り損ねました。本来ならUターンをしたいところですが、上り(いろは坂から東照宮に向けて)は件(くだん)の大渋滞。諦めて足尾方面に車を走らせます。
途中、日帰り温泉等の看板を探すものの皆無。とうとうP泊予定地の道の駅・富弘美術館に到着。
隣接のドライブインの駐車場でバンクをセットし、夕食を食べ、おやすみなさい。
1時間ほどで雨はあがり、バンクでも雨の音は聞こえないまま朝。今日の第一の見学地は富弘美術館ですので、お目覚めもゆっくりの9時。とはいっても9時には多くの観光客で、おちおち寝ていられませんが・・・。

残念ながら、室内は一切撮影禁止です。
周辺の草木湖の写真で我慢してください。
富弘さんが、人生の苦難を味わうことで、神様の存在を知った「証」を、絵と詩であらわすことに感銘を受けながらのんびりと鑑賞させてもらいました。
と同時に、子を思う母親の愛・・・、母の不注意でもなんでもない事故。でもそんな事故で動けなくなったわが子を不憫に思い、そしてそこから這い上がる子どもに力強さを感じ、時には苛立ちから作品製作中の絵の具や水加減のことで、わが子から罵倒されても愛し続ける親に、富弘さんは神の愛と同じ普遍性を見出したのかもしれません。
一度だけこの手を動かすことが出来たなら、母親の肩を叩いてあげたい・・・。氏の詩の背景を理解すると涙なくしては見れない思いがつまっています。
美術館を後にした僕らは、昨晩入れなかったお風呂のリベンジに向かいます。お風呂は、昨晩のうちに道の駅・富弘美術館の若いアルバイトのガードマンさんに教えを請うた水沼駅構内のお風呂。
東村(あずまむら)から黒保根村に替わった最初の駅、水沼。駅前のロータリーを右に曲がり踏切を越えると駅裏につきます。そこには大きな駐車場。
左写真が水沼駅温泉センター。右はこの駅前の早房の集落。大きな岩盤層の下の道沿いの細長い集落です。
お風呂は500円。内風呂1、露天風呂1、サウナ1の程よいお風呂。塩素の匂いが少し強いですが、いい湯です。隣接の大広間では、地域の方のカラオケ大会の真っ最中。昼食を食べながらの楽しい時間なのでしょう。
そんなことよりもこの温泉のすごいことは・・・。
お風呂から改札無しで駅のホームに行けちゃうことです。逆に言えば、駅降りたら切符を渡さずにお風呂は入れちゃうんですよ(笑)
まぁ、そんな無賃乗車をするような人もいないからできるのでしょう。なんとも和やかなお風呂です。
お風呂に入り、遅いお昼を食べ、昼寝をして・・・。久々ののんびりな一日です。さぁ、エネルギー充電、明日からまたがんばりましょう、と車に乗り込めば、関越自動車道渋滞のお知らせ。結局、伊勢崎から5時間のノロノロドライブで20時30分到着。走行距離529.7km、でもそれ以上時間のかかった2.5泊3日のプチキャラバンでした。