2007イチゴオフ
今年もやってきました、イチゴオフ。らいるさんの立ててくれた企画にあわせて、茨城を楽しんできました。
2月1日、早々に仕事を切り上げ出発。今回は連れ合いと二人旅、そしてこの日はできる限り現場に近づくことを目的としているだけなので、お気楽な旅のスタート。
小田原厚木道路・東名高速・首都高と乗り継ぎ、6号向島ICで一般道へ。
さだまさしさんのファンと名乗るのはおこがましいけれど、それでもこのインターのそばに氏の名曲「木下川橋」の中に出てくる白髭神社があると言うのは、首都高以降は下道で・・・、と言うプランからインターネットの地図を見て解ったこと。彼らは中学生のころ、この道辺りをチャリンコでカッ翔んでいたのね。
6号線を順調に走って22時30分、予定より1時間ほど早く道の駅・たまつくりに到着。この日は特にすることもないので、5〜6台ほどのP泊車に混ぜていただきオヤスミナサイ。
走行中部屋を暖めていたので、FF(Forced Draught Balanced Flueの略だそうで・・・)ヒーターを点けずに寝ていたら、深夜深々と冷えてあわててスイッチ音。
でも、一度冷え切った車はヴェヴァストの威力でもそう簡単に温かくならず・・・と言うより僕がむちゃくちゃな寒がりのため、「暖かく心地よい目覚め」は残念ながらNGでした。
それでもこの後、3月をもって廃線となってしまう鹿島鉄道に乗る、と言う楽しみのため、しっかりと起きまして、目的の桃浦駅に。
桃浦駅には、駅利用者のための駐車場が用意されており、僕らはその一区画をお借りして車を停めさせて頂き隣の小川高校下駅まで、鹿島鉄道を楽しもうと言う企画です。
鹿島鉄道の多くの駅舎はかわいらしい造りが多いですが、この桃浦駅はその際たるもの。地元の山から切り出したのかログ風の小さな駅舎です。その向こうには一つの島の両側に線路がある形式のプラットホーム。
駅裏には、獣道のような非認可の道路が続いています。線路の先を見ても踏み切りの様子は確認できず、きっと暗黙の間に通ることが赦されているのも、世知辛くなったご時勢の中、ほっとできる光景です。僕らも、その道を通って湖までお散歩。
牧歌的な駅・・・。時間が止まっています。
駅の周辺も昔懐かしの田んぼ。コンパクトカメラなのでよくは映らなかったけれど、霜が解けて輝いていました。

干上がってひび割れは、大自然の作った幾何学模様なのかもしれません。
僕らは一駅だけの車上の人となりました。廃線を惜しむように、カメラマンがあぜ道でカメラを構えています。
小川高校下駅で折り返し。校名まで付けてもらったのだからなおさら感慨深いのかもしれません。存続には学校を挙げて熱心に取り組んだようですが、残念です。
わずか数分の1駅だけの往復を終えた僕らは、ポケットファームどきどきへ向かいます。が、その途中に見事な前方後円墳を見つけ寄り道。
高さ6mの前方部も高さ8mの後円部もその間のくぼ地部も階段があるので、古墳の上から霞ヶ浦を眺められます。今から1500年ほど前の王は、この豊かな湖の見えるところに自分の墓を作りたいと願ったのでしょうか?
さて、でもそんなにのんびりしていられません。実は、ポケットファームどきどきで筑波在住のさ〜ちゃんとランチオフの約束をしていたのです。このどきどきはかなりの人気でランチを食べるのに30分から1時間待ちとの事。11時30分からのランチタイムなので、少なくとも11時・・・、いや、休日と言うファクターを加味すれば11時には着きたい・・・。
国道6号線をショートカットするような田んぼの中の一本道を爆走します。
およそ45分でポケットファームどきどきのある下土師に到着。が、10時15分なのに既に駐車場は満車で、道路向かいにあるJA茨城県本部の敷地に誘導しています。そしてその敷地もほぼ満車状態。あわててさ〜ちゃんにTEL。事態をつげます。
折りしも会場には雪が運び込まれて大きなイヴェント会場になっていました。そんな訳で目茶混みだったようです。
そんな中を通ってどきどきの前で順番取り。

洗練されたナチュラルなイメージの店内の中央には大きなテーブルが2つ。バイキング(ブッフェ)形式で、その大皿の中の料理を頂きます。地場の無農薬野菜や畜産物の料理、薄味ですが素材の味が生きています。
野菜の掻き揚げ、カレー、野菜の煮込み料理、おから、パスタ・・・、その料理数は数百とか。空いたお皿の後にはまったく違った内容の料理が出されるので焦って取りに行くのがいいのか悪いのか・・・。
木のお皿もどんどん変えて前の味と混ざらないように気配られていますし、本当に手際がいいのが気持ちいい。気持ちいいからなお食が進みます(笑)
写真は僕Takeが一人で食べた料理すべてです(爆)
デザートのヨーグルトもコーヒーも久々に「ものすごくおいしい」と思った逸品でした。でも、フルーツの皿の山盛りのイチゴには手をつけませんでした。なぜってそれは・・・。

おなかも一杯になったところで、さ〜ちゃんのコス太くんと2ショット。やっぱりコス太君はでかい。
彼女はこの後、明日の礼拝に備えて帰路に着きました。わざわざ筑波からありがとうね。
さて、僕らも先を急ぎましょう。国道6号を快適に那珂湊に向かっているとらいるさんからTEL。そろそろ出発しようと思うんだけれど・・・とのこと。了解をして僕らもあわてて海産物を買いに行きます。
その間わずか10分。港を走りアンコウのブツと肝を買って、湊本町の藤本さんと言うスーパーでポン酢と野菜。そのまま高速に乗り、一路千代田・石岡ICへ。
・・・このとき僕Take の頭の中には、きっとらいるさんたちは下道を走っているはず・・・だとしたら高速の僕らの方が先に着くかもしれない。「あれ?Takeさんどうしたの??」と言うらいるさんのびっくりする顔を見ようと、むふふとニヤケながら走行していました。しかしK農園にはすでにみんなの車が止まっていました(涙)

でも、みんなが笑顔で出迎えてくれて、この瞬間がもしかしたら一番嬉しいときかもしれませんね。

で、宴会です。残念ながら写真はありません。おしゃべりや食べるのに夢中だったからです(爆)
というわけでこの夜の事は、らいるさんうっちゃんしーとさんモアさんがレポートにしてくれていますのでそちらをどうぞ!
でもいつもながら温室の休憩室を快く貸してくださっているKさんには本当に感謝です。
気持ちよく夜は更(ふ)けて行き、12時に一足早くオヤスミナサイ。
こうして英気を養った我が家は、きたるべくイチゴ食べ放題の温室へと向かいます。
卑しく元を取ろうなんて考えなければいいのでしょうが、そこは貧乏性の二人。入ったら夢中になって食べてしまうのは悲しい性なのかも知れません。
我が連れ合いは、一昨年の苦い思い出・・・、そう朝食を思いっきり食べてしまったことを悔やんで、今回は呼び水程度の食事として参戦。
ゴングがなり、各自いっせいに温室へ!!
しかし、我が連れ合いの姿がない。おかしい・・・あんなに楽しみにしていたのに・・・
振り返って先頭を見たら、そこには我が連れ合いの姿が・・・。おそるべし・・・。

可憐なイチゴの花が咲いているねぇ〜。
どうでもいいじゃん、それよりこれ大きいよ、と差し出す連れ合い。
おなかも一杯になってポカポカ陽気の元でおしゃべりを楽しみ、恒例の記念写真。
らいるさん、カメラの設置場所、そしてスタートダッシュに成功。
そして撮れた写真は・・・

ジャンプ一番!ベストショットとなりました。
楽しかったオフ会、このあと我が家はダチョウ王国でダチョウと戯れ、湯楽の里・土浦店で風呂に浸かり帰宅の途につきました。

  

じいちゃん、ばあちゃん、また来年も遊び行くからね。おいしいイチゴ作ってネ。